Weekly Column 2003. 12
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12月22日 (月)   税制改正大綱

恒例のというか、与党の平成16年度税制改正大綱が発表された。今年は衆議院選の関係もあり、政府の税制調査会が11月中旬過ぎまで事実上開店休業状態で例年に比べると取り組みが遅かった。自民党はさらに遅れ、そのためかどうか発表された平成16年度税制改正項目は全体として小幅なものという印象だった。象徴的意味合いも含めて景気回復へのインパクトを期待したが、その意味では期待はずれの感が強い。尤も当初から減税どころか増税方向と言われていたので、参議院選挙をにらんでこんなところだったのか。
(Y.H)


12月16日 (火)   竹中平蔵大臣 来浜

竹中平蔵金融担当大臣と非常に短時間でしたが、話す機会がありました。
というのは内閣府主催の「生活達人見本市」と題したシンポジウムが長浜で開催され、大臣も来浜されました。
シンポジウムに先立ち、過去から現在まで長浜のまちづくりに関ってきた数人との場を商工会議所の吉井さんが作ってくれたためです。
大臣からは次のような話がありました。経済をしっかりさせていくためには小泉構造改革を推進させる。景気回復が大都市、大企業に偏っており、地域が元気になっていくことが必要との考えから首相を本部長とする地域再生本部を設置した。
私が長浜の例から、官民の役割分担と民の自主的努力を支援するためもっと民を信頼してほしいといったところ、風邪薬の販売で民・民同士が対立したことを例に取り、民の側でも改革への努力をしてほしいと発言されました。
また友人の発言から特区論議になり、まちづくり特区も申請したら、と言われました。
金融行政にはとかくの批判もあるわけですが、車座で胡坐をかいて気楽に大臣と話ができ印象に残るひと時でした。
(Y.H)